ビオガーデンの小さな生き物
木工所のビオトープで見つけたトンボや蝶々、カメやカナヘビなどの小さな生き物を紹介します。
特別な生き物ではありませんが、ありふれた虫であっても、ぼんやりと眺めていると癒されます。
昆虫
トンボ
■2020年 木工所のビオトープ池周辺で見つかった(と思われる)トンボ
シオカラトンボ、ハラビロトンボ、ショウジョウトンボ、ヨツボシトンボ、シオヤトンボ、チョウトンボ、ハグロトンボ、セスジイトトンボ
やはり絵になるので種類は無視してトップはハスに止まるトンボ(^^)
シオカラトンボ
子供の頃(小学校に入る前)、トンボと言えばシオカラトンボ、時々ヤンマでした。今は護岸工事されていますが、裏の用水路も当時は土手で周りには田んぼが広がっていました。
その頃のトンボは虫取りの時の大物の獲物。追いかけては駄目。動きを読んで、網を前から!って思ってました(^^)
ウスバキトンボ
この時期の木工所のビオガーデンで、地表近く数十センチで止まって獲物を待ち伏せしているのは、シオカラトンボ。地表4−5mで飛翔しながら獲物を狙っているのはウスバキトンボのような気がしてます。
ウスバキトンボは、ほとんど止まることなく飛び続けてくれるので、飛翔するトンボを狙う良いモデルとなってくれました。
止まる時もぶら下がって止まるので見分けやすい(^^)
ヨツボシトンボ
イトトンボ
[2017/04/23撮影]
色々な種類のイトトンボがいます。正確には分かりません。
アブラゼミ
[2003/08/13撮影]
アブラゼミです。私が子供だった頃(50数年前)は、近隣にはアブラゼミとニイニイゼミしかいませんでした。でも最近はクマゼミばかり。アブラゼミは少数派です。昔は翅の透明なセミは秋口のツクツクボウシしかいなかったのに、これが地球温暖化の影響でしょうか。ニイニイゼミに至っては、ここ十数年全く見ていないように思います。
テントウムシ
3月にも関わらず暖かい日にテントウムシを見つけました。日常的に見かける虫のひとつです。
アシナガバチ
冬の間は吊るしているエサ台にアシナガバチが巣の材料を取りに来ていました。庭に置いている縁台や椅子には、アシナガバチのかじり痕が結構あります。
アシナガバチの巣
アシナガバチの巣です。軒先にはいつも沢山あるので、敢えて写真を撮ることは無いのですが、めずらしくグミの枝に掛かっていたので撮りました。これまですぐ横を毎日のように歩いていましたが、アシナガバチが飛び回っているのが普通なので特に気に留めておらず気付きませんでした。
ドロバチの巣箱
ドロバチ用の巣箱です。「野鳥を呼ぶ庭づくり」を参考に作成しました。数年前に掛けてから、あまり注意せず放置してました。入口が詰まっているのは使用中、空いているのは使用後でしょうか。先日、確認すると全ての穴が利用されていました。まだ成虫の写真は撮れていません。成虫が活動するのは、5月から10月頃とのことなので、春先になったら観察したいと思います。
6月中旬に現れたのは、予想外の寄生バエ!
最初は気付かず、てっきりドロバチが羽化したと興奮し、喜び勇んで同定を試みましたが、これが大きな勘違い。
なんかハチにしては眼が大きいし、翅も2枚しかないみたい。どうも#寄生ハエ の一種と気付いてがっかりです。
自信ありませんがドロバチヤドリニクバエの仲間かな?
8月初旬になって、ようやく主役が登場してくれました。
主役の名前は、多分オオハキリバチと、思います(^^;
利用する穴は口径8mm。竹筒のような細長い空間に巣を作り、ずんぐりした体形の蜂を探しました。葉っぱを運んでくる姿を見たことはなかったのですが、ハキリバチ科でもこの種類は葉っぱの代わりに松脂を使うとあったのでオオハキリバチと判断しました。
爬虫類
カメ
[2018/06/24撮影]
まだ裏の川の護岸工事が行われていなかった頃、毎年春ごろになると「亀買い」のおじさんが訪問してきて一匹10円?(覚えていない)で子亀を買っていきました。幼かった私は、お小遣い欲しさに庭で亀を探していた記憶があります。
カエル
[2017/04/23撮影]
最近、カエルが少ないような気がしています。今は少なくなってしまった近隣の田んぼは、夜になるとカエルが大合唱しています。でも木工所のビオトープ池は静かです。何が原因なのか良く分かりません。
哺乳類
イタチ
[2018/09/17撮影]
気配は時々感じるのですが、写真が撮れたのはこれだけです。一度、工房を覗かれたことがあります。こちらもびっくりしましたが、イタチもびっくりして逃げていきました。
アライグマ
[2019/06/23撮影]
夜中にガサガサと音がするので覗いてみると、ビワの木にアライグマが親子連れで群がっていました。ビワの実を食べに来たようなのですが追い払おうとしても逃げる気配は無く、逆に威嚇して来ました。結構な迫力でビビりました。
昔、山で猟犬に追われた鹿が、突然目の前に飛び出してきて、一瞬で私を避けていきました。一瞬ではあったのですが確かに目が合って、それがとても怖かった事がありました。野生で暮らす動物を舐めてはいけない。どんなに可愛くても一定の距離を保たなければ・・・