やまがら木工所の塗装

木工品,ビオトープ,ガーデン家具,アウトドアリビング,ガーデンファニチャー

 

@ 下地処理

まず最初に電動工具を使って全ての傷を取り除き、望む手触りとなるまで#150サンドペーパーで研磨します。そして下地処理の最後は水研ぎを行います。

 

木材は濡れると、その水分が蒸発する過程で木の繊維を持ち上げて毛羽立ちます。これは続く塗装工程でも同じなので、まずはこの段階で大きな毛羽立ちを取り除きます。

 

A 着色塗装

防虫・防腐・防カビの薬効成分を包んだマイクロカプセルを含む木材保護塗料で着色しています。
塗ムラを少なくするために2回塗り重ねています。もちろん塗装の度にペーパーかけを行い、手触りが損なわれないようにしています。

 

B 下塗り塗装

人により様々ですが、私は滑らかな中に僅かに木目が感じられる手触りが好みです。しかし使用する木材の種類によっては肘掛け部分など常に手のひらが触れる部分の手触りで、ちょっと木目を強く感じる場合があります。そのような時は、木目を少し埋める下塗り塗装をしています。
もちろん下塗り塗装の後は、念入りにペーパーを掛けています。

 

C クリア塗装

日焼防止と防カビ効果を備え、高耐候性に優れた強靱な塗膜を作る表面保護塗料を塗り重ねています。
特に座面や背もたれ等は念入りに、またここでも塗装の度にペーパー掛けをして手触りを大事にしています。

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